忍の里へ・・・ |
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| 労働者には貴重な年末年始休暇を利用し、学生時代世話になった「あの車両」に再会しにいきました。。。
一体誰が予想したことか・・・まさかの伊賀鉄道に譲渡された東急1000系、現200系です。 池上線で地味な活躍を続けてきたこの車両も、見ての通り度肝を抜かれる忍者ラッピングを施し、 伊賀線の再生を担う救世主になってしまいました。
本系列は12月24日に営業運転を開始したばかりで、まだピッカピカの新車状態ですねぇ~ まだこの一編成のみの運行でありますが、ダイヤは固定なので狙いやすいです。
上野市の車庫にて、元近鉄860系との並び・・・ 200系のほうが明らかに「太い」のが分かる! 導入するのにホームを削ったりしたほどですからねぇ。
一応近鉄系の子会社だからなのか、警笛は車のクラクションのようなものに変更されています。 一方で車外スピーカーでのドア開閉放送は東急時代のままという折衷仕様です。
伊賀鉄道の中心駅となる上野市では、25年ぶりの新型車両ということもあり歓迎ムード一色! 駅外には新車導入をアピールする旗もなびいていました。
忍者電車のデザインは松本零士氏によるものですが、200系の正面横には直筆サイン付! 期待が込められているのも分かるなぁ。
一方の車内では、ワンマン運転ということもあり運賃表・運賃箱の設置がされていますが、
クロスシート設置も大きな目玉でしょう。 これ、元々は京阪9000系の発生品だとか。関東・関西大手私鉄のコラボがこんなところでッ・・・! この他、床には石畳、壁には木目調、ドアには忍者のラッピングが施してあり、存分に地域性を感じとることが出来ます。
「ひらくドアにごちゅうい」東急ではお馴染みのクマさんも一緒に異動となりました。 ちなみに真ん中のドアは基本的に非扱いのようです。
銘盤にはきちんと東急の証。第一編成は平成2年製です。 1000系なんてまだ新しいものを譲渡するとは東急も太っ腹だな、と思っていましたがもう製造後20年経過なのね。。
しかしまぁ、独立したとはいえ近鉄色の濃い路線に関東大手私鉄の車両が導入されたとは驚きだよなぁ~ いや、独立したからこそ可能だったのかもしれないし・・・
いずれは在籍車両全てが200系になるとのことなので、忍者電車以外のラッピングにも期待ですね。 現行860系のように近鉄マルーンとか?w まあその時になったら、また訪れますので・・・
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12月30日(水)13:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理
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