シルバーの発色 |
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| 今月発売のRMM162号、Bトレページのとなりにガイアノーツによる鉄道車両向け塗料開発の記事が載っており、第一弾としてシルバーが登場するそうです。
一口にシルバーといってもステンレス・アルミといった材質の違いや見る角度によって色合いが異なってくるとのことですが・・・・・確かに、模型においてもシルバーの発色って中々難しいもんです。
各社によってシルバーの表現は様々で、グレーに近いものもあればギランギランに輝いているものもあったり様々です。 決してどれが正しいとか間違いというわけではありませんが、実車に基づいた発色かそれとも模型的な発色を求めるかで見方が変わってきます。
個人的にBトレに塗装されているシルバーの発色が理想的でしょうか。 塗料の厚みやザラつきを感じさせず、かつ下地の影響を受けずにキレイに発色している点が好みです。 最近のモデルだと埼玉高速2000系のようなシルバーですね。
ですがあのシルバーを再現しようとなるとこれがなかなか上手くいかない・・・。
今まであらゆるシルバー系塗料を試してみましたが、直接吹いてBトレのシルバーと同じ発色が出るものはありませんでした。 混ぜてみると単体より発色が近づいたりしますが、ホンモノそっくりには行きません。 塗料の比率、うすめ液の量、吹く回数、そして温度変化など・・・あらゆる要素の変化により発色が異なってくるので難しいです。 てか塗料の中でもシルバーが一番繊細じゃないでしょうか。
それにシルバー系は上質なものを求めるとコストが高くつくので、それも考慮しないといけません・・・。 Mrカラーのスーパーファインシルバーとか、発色は素晴らしいのですが18mlで600円前後もするのであまりドバドバ使う気にはなれないw
あれこれ考えた末、現在ではガイアノーツのブライトシルバーとExシルバーを混ぜたもので妥協しています。 量の多さ、中の上な品質で価格が抑え目な点が自分にとっては最適だと思ったので。 少なくともGMのを使うよりかはマシかなぁ・・・?
てなわけでガイアノーツの塗料には結構お世話になっていますw。
鉄道車両用シルバー、果たしてどんな発色になるのか楽しみです。
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12月29日(月)23:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理
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