富士ぶさを追って九州へ 九州編③ |
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| ●3月9日
ダラダラと書いてきた旅行記も終盤。
前日に延岡(南延岡)のネカフェに泊まった理由ですが、単に節約のためだけでなく、翌日9日の行程に大きく関わることです。 それは・・・普通列車による「宗太郎超え」を成し遂げるため! 日豊線の延岡~佐伯間は特急列車こそ1時間おきに走っているものの、普通列車は何と一日4本しかありません。 日豊線の中でも超ローカルな区間なのです。
南延岡駅の佐伯行き普通列車の始発は5:57発ですが、これを逃すと次は16:48発となり、かなり間隔が空いてしまいます。これじゃ大分で富士の撮影も出来ないぞ・・・
「普通列車が無いなら特急をつかえばいいじゃない」
という考えも無くは無いですが、延岡~佐伯間で2500円掛かること、JR九州の思う壺に嵌りたくないという変な意地もあったことから5:57発の普通に乗ることに決めたのです。 時間的にハードですが、都合のいいことに南延岡周辺にネカフェの存在が確認でき、始発を狙うのも容易になることから、このプランを実行することになりました。
というわけで・・・
早朝の南延岡駅より始発に乗車。 自分達の他に10名ほど乗客がいたと思います。 中には中学生の姿も・・・こんな朝早くから通学とは大変だ・・・ JRの不便なダイヤに振り回される生活って辛いな・・・
その後佐伯までの区間は爆睡していたので何も覚えていないw コンプレッサーの爆音にも慣れたので起こされることはなかったです。
佐伯から大分は815系の担当。
丁度通勤ラッシュにぶつかったので、車内は大分に近づくにつれ混雑していきました。ロングシートの威力が十分発揮されております。
大分駅に着き、乗客の洪水に巻き込まれながら改札を出ると、こんなブースを発見。
富士の臨時グッズ販売所です。 3月1日から設置されているようですが、キーホルダーやストラップは即日完売だったらしい・・・
その販売所の横に写真パネルがあり、全国から集まった富士関連の写真が展示されております。 そのパネルを見ながら、大分付近で富士を撮影できるポイントを探すことにしました。 最も多かったのが杵築~中山香間の有名ポイントでしたが、大分からは遠いのでパス。 大分近辺の西大分~東別府間で撮影された写真が割と良さげだったので、それを参考しつつ現地に向かうことにしました。
西大分まで普通列車で移動。下車後ホームでパシャパシャやっていると駅員が近づいてきて富士の運行情報を教えてくれました。どうやら40分遅れらしいと・・・
駅から東別府方面に20分歩いたところに今回のポイントがあります。 現場はカーブが利いており、柵も低いので撮りやすいポイントでした。
883系ソニック。振り子車両にはカーブが似合う!
ベテラン485系もまだ活躍中。
815系もうじゃうじゃ。
反対側を向くと、
こんな感じの構図で撮れます。信号がなければ完璧なのにーw でもこの信号が列車通過のサインとして役に立ってくれたので、余裕もって構えることが出来ました。
そして富士通過!
今回はマシな構図で撮ることができました。 天候がいまいちだったので車体は暗めですが、逆にヘッドマークが目立つようになり、これでもいいかなと思ってます。
富士撮影後は別府で温泉めぐり! とりあえず東別府まで歩くことにしましたがなかなか見えて来ず、途中でバスを使うハメに・・・そりゃ電車でも6分も掛かる区間だから歩くと時間掛かるな・・・。 別府到着後は温泉に漬かり、市内観光でもしながら時間を潰しました。
その後は上り富士の撮影のため、再び大分駅に戻ります。
客車側から。 ホーム上には20名ほど同業者がいたもののマターリした雰囲気で撮影できました。東京だとマトモに撮れませんね。
ここで同行者の友人Sが富士に乗車して東京へ帰ることになっていたので、見送りも兼ねて車内の様子とか色々撮影。 この日の上り富士は何のトラブルも無く定刻に発車していきました。
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3月22日(日)22:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 乗り鉄・撮り鉄 | 管理
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